夏の第九夏の第九_東京芸術劇場_story東京芸術劇場(池袋)に行ってまいりました。 早稲田・マチュアード・フルハーモニー・オーケストラによる「懐かしの 「第九」演奏会」です。 早稲田・マチュアード(熟年の)・フル(”古い”をもじっています)ハーモニー・オーケストラは、早稲田大学交響楽団の卒業生で、50歳以上のOB/OGから成るオーケストラです。 指揮:幸松 肇 ソプラノ:中澤 桂 アルト:金森静子 テノール:金谷良三 バリトン:田島好一 合唱:室内合唱団、成蹊コーラス、慶応義塾友三田会合唱団、コールフリューゲル、三月会 いらか会、東京高齢協会合唱団、所沢で第九を歌う会、むさしの合唱団、武蔵野合唱団 グリークラブ、早大合唱団、早稲田大学混声合唱団、日立コールファミリエなどから成る250名の合唱団。 演奏:早稲田・マチュアード・フルハーモニー・オーケストラ H2に完成してから今年で15年目の東京芸術劇場。エントランスに設置された長大なエスカレータで7階まで一気に上がるという度肝を抜く設計で開館当初はびっくりしたものです。パイプオルガンはいろいろな事情で7ケ月遅れたことも思い出されます。 このパイプオルガンを擁する劇場を一度絵にしてみたいと思い、楽しみにして演奏会に出かけました。 夏の”第九”は日本ではめずらしいのですが、初演は1824年5月7日ということで、新緑の季節でありました。 今回の第九は、合唱団の乗るステージが立錐の余地のないくらいの人 人で、しかもものすごい声量。びっくりしました。 演奏では、プロオケに所属する家族らも参加し、ハイレベルな演奏で、まずその迫力に、気迫に圧倒されました。 長年ヴァイオリン、ビオラ、チェロ、ベース、管、打楽器に打ち込んで来た団員がそれぞれ、20-50年の歳月を経て、懐かしの第九(メンバーの中に昭和39年の岩城宏之指揮で第九を演奏した団員がいます)を演奏しました。 絵は、会場風景です。 第一バイオリン 6.5プルート、第二バイオリン 7.5プルト、ヴィオラ 6プルト、チェロ 6.5プルト、コントラバス 5プルトなど、構成もすごいものでありました。平均年齢は63歳ということでしたが、その気迫はプロオケに負けないものでした。 演奏曲目: ベートーベン(1770-1827)(Ludwig van Beethoven) 劇音楽「エグモント」作品84 序曲、 交響曲 第9番 二短調「合唱付き」作品125 パイプオルガンにつきまして・・・ フランスのマルク・ガルニエ(Marc Garnier)制作のオルガンで1991年秋完成したものです。 表裏2面あり、絵のは、「ルネサンス、バロック様式の2様の音を出すためのパイプオルガン」です。 この裏に、楕円の形をした、「モダン様式の音を出すためのパイプオルガン」があります。 事典: 東京芸術劇場 平成2年10月 開館 平成3年5月 パイプオルガン完成(製作者 マルク・ガルニエ) オルガンは、世界最大級回転式オルガン ルネサンス、バロック、モダン 3期にわたる時代区分で弾きわけることができます。 リンク1:東京芸術劇場のガルネリ パイプオルガン 東京芸術劇場のガルネリ パイプオルガン リンク2;東京芸術劇場の今週以降の予定 今後の演奏予定 |